まず、太陽光発電は投資として行われる事が多く、
可能な限り税金をコントロールし投資収支を最大化することが大切になります。
【ポイント】
・消費税還付を受けること
・消費税の還付収入にかかる税金を少なくすること
○消費税還付とは…
初期投資のうち、パネルなど売電設備設置や整地費用に対して支払った金額に含まれている消費税部分を戻してもらう手続きのことです。
(※土地の購入代金には、消費税がかかりませんので、土地購入代金部分は、消費税還付の除外となります。)
例題として消費税の還付金額の計算方法は次のようになります。
消費税の還付金額=(初期投資額-土地の購入代金)÷1.08×8%となります。
例えば、70Kwシステムの初期投資額が1600万円で、土地購入代金が300万円だったとします。
この場合の消費税の還付金額は次のようになります。
(1600万円-300万円)÷1.08×8%=96万円…消費税の還付金額
投資金額大きくなると消費税の還付金額は、大きくなります。
この消費税の還付手続きを受けるためには、「消費税課税事業者選択届出書」の届出が必要になります。
ここまでが消費税還付のメリットですが、消費税還付を受けると2年~3年の消費税を支払わなくてはいけないというデメリットがあります。
一年あたりの消費税を支払う金額は次のようになります。
(売電収入-諸経費)÷1.08×8%
仮に消費税からの収入から諸経費を引いた金額が150万円だとすると、
150万円÷1.08×8%=11万円となります。
消費税を3年支払うとすると、その総額は、11万円×3=33万円となります。
これらをまとめると、次のようになります。
(消費税還付金額)-(1年間の消費税×3)
96万円 - 11万円×3年 = 63万円
このように消費税還付による純粋なメリットは、総額で63万円になります。
このように知っているだけでお得な情報があります。
AODENでは太陽光システムの購入の提案だけではなく、節税に対する質問や疑問もお客様が納得いけるまでご相談内容をお聞きし、納得いくシステム構築を行っていく事をモットーにしております。