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寝かせFIT権利、最大コストカットでお見積り

FIT単価40円から始まった固定価格買取制度は、その後36円、32円、29円、24円そして今年度の21円と、買取価格を下げてきました。
まだ高い売電単価の時に設備認定を取得しているものの、様々な理由から発電所の設置工事に至っていないという方もいらっしゃると思います。
取得済み権利をお持ちの方へ、見逃すことのできない改正FIT法の動きがありました。

-認定済み設計の過積載増設が、実質不可へ-
平成29年8月31日経済産業省よりFIT法施行規則・告示改正が交付されました。
これによると、太陽光発電認定後における内容変更では、“[太陽電池の合計出力]を3%以上または3kW以上増加させる場合、もしくは20%以上減少させる場合は、調達価格が変更設定時の価格に変更されます”(施行規則第9条第11項、告示第2条第7項関係)と記載されています。
つまりこれまで過去認定を取った非過積載の設計でも、パワコンの容量を変更せずに、パネル(太陽電池)容量を増加させた過積載設計に変更し、利益を増やせる発電所で稼働させるプランがありましたが、このプランでは最新の売電単価になってしまう為、実質出来なくなりました。
過去取得認定のほとんどは、過積載ではない設計が主流だった為です。

寝かせFIT権利になってしまった理由ですが、改正FIT法開始前に、未完了の設備認定手続きは無効になると告示があり、それを経た現在も売電権利を持っているという事は、電力会社への連帯負担金支払いが済まされていることになります。
そのステップまで進みながら、保持した説委認定を寝かしFIT権利にさせている方の理由には、下記相談が多く見受けられます。

1) 当初依頼していた業者がすでに無い
よくある事例です。FITが開始してから需要が高まり、太陽光業界は激しい新規参入業者が相次ぎました。しかし中小の施行業者は太陽光の仕事に偏りすぎて、売電単価が下がるにつれ受注が減少し、ほかの仕事への復帰も間に合わず会社をたたんでしまう等の事情がありました。
お客様の手元には権利のみ残り、どのタイミングで設置・信頼ある業者探しをするかというような状態になってしまいます。

2) 工事費用が安くなるタイミングを待っている
売電単価が高い時期は、認定だけでも取得しておこうという風潮が強く、工事詳細詰めが後でという事もありました。
そこで結果価格の折り合いが付かない為、保留にしたまま下がっていく施工費の様子を見ていたら現在に至ってしまったというケースもあります。
価格面を重要視しいい業者を探されていますが、設計の流行・制度の改正等で細かい部分まで判断が付かずに、どうするか悩まれている方も多くいらっしゃいます。

3)手続き関連を丸投げされる
設置計画を依頼した業者は存在しているのに、改正FIT法への移行でみなし認定を行わないといけないのに、業者からの連絡すらなくノータッチ。
案内ハガキが経済産業省より届き、お客様で内容を調べ手続き等すべて行う必要に迫られたり、業者に連絡すれば数万円もの手数料を請求されたり、知らない代行業者への依頼を進められたり等、業者の対応に不満を抱かれた方もいらっしゃいます。

上記のようなお客様のお考えで、寝かせFIT権利にした場合もあれば、計画を進めていくうちに、本当に今の業者へ依頼して大丈夫かと不安になる方もいて、ストップされている案件もあるようです。
そのことから、改正FIT法関連を任せられる業者を探している方が多くいらっしゃいます。

みなし認定手続き自体Webサイトですべて済ませられる事もあり、お客様自身で対応が可能になっている事から、大きなトラブルにはならなかったものの、今後の業者との関係性をどうするかという問題を表面化させたという方も多いです。

今年度より設備認定から事業計画認定となり、新制度に沿って課せられる発電所運用も変わってきます。

これから20年間続く発電所運用で、必ずしも登録した業者との連携を強要される事はありません。手続きにより現在の登録業者を変更する事が出来ます。
ご相談ください。

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