平成30年度の売電価格が予想されています。
◎住宅用・・・26円/kwh(抑制対象地域は28円/kwh)
◎産業用・・・19円/kwh
余剰買取価格、全量売電価格ともにマイナス2円と予想されています。
経済産業省では今後の売電価格の目標を発表していて、それによると2020年以降早期に1kWあたりの売電価格を、11円までに下げるとの事です。
10kW以上の産業用では、2030年で7円を目標としています。
目標の11円に向かって、年々売電価格が下がっていく事は間違いないと思われます。
太陽光発電システムが十分普及しているように思われがちですが、まだまだ国が目標とする普及率に達していません。
売電価格を下げて普及が滞ってしまっても困るので、マイナス2円くらいが太陽光発電システムの普及拡大と、国民負担の軽減の絶妙なラインだと思われます。
マイナス2円となると、早期に設置された方のほうが大きな利益を得ているように感じますが、売電価格が高いという事ではありません。売電価格が高い時期=設置費用も高価格でした。
現在では売電価格が下降していますが、設置費用も低価格になってきています。
太陽光発電システムをご検討されている方の中には、設置費用が安くなると考えている方も多くいらっしゃると思いますが、売電価格も連動して安くなり収益を得られるタイミングが遅くなるので、早めに設置した方がお得になります。
今までは、太陽光発電システムを設置し[発電⇒売電⇒儲かる]という感じでしたが、今後は[発電⇒蓄える⇒使う]へ変わっていきそうです。