AODENスタッフのお役立ちコラム
  1. HOME
  2. AODENスタッフのお役立ちコラム
  3. 九州電力が催告書送付

九州電力が催告書送付

九州電力が、ついに強制契約解除に向けて動き出したようです。
九州電力管内で太陽光発電を行っている事業主様は、注意が必要です。

◎九州電力から催告書発行、切り替え未対応者は契約解除と明文◎
出力制御付のパワーコンディショナーへの切り替えが住んでいない事業主に対し、九州電力は『太陽光発電の出力制御に関するお手続き(切替完了届のご提出)について「期日超過のお知らせと催告」』という書類を送付したようです。
催告書によると、期日までに出力制御機能付パワーコンディショナーに切り替えを行わなければ、“契約を解除されてしまう”との事。
さらに契約が解除されてしまうと、売電価格など現状の買取条件がすべて無効になってしまう旨も明記されています。
いったいどう対応すればいいのか。

◎書面が到着していなくても対象かも!?注意点と対応すべき事◎
気を付けたいのが以下3点です。
1)「切替工事」の期限ではなく、「切替完了届」の提出期限である
意外な落とし穴になりそうなのが、「期限までになんとか出力制御機能付パワコンに切替が出来た」と安心してしまっているケースです。
書面内にもあるように、必ず「切替完了届」を期限までに提出しなければなりません。
切替工事が完了するだけでは、おそらく九州電力は切り替わった事をしるすべがないでしょう。ですから、必ず届けを提出するようにして下さい。
“催告書に記されている「期限」とは、切替工事の期限ではありません。この書類に提出期限ですから、間違えの内容にして下さい。”

2)転居など、なんらかの理由で書類が未達の場合があるが、例外扱いにならない(救済措置などへの期待はできない)
こちらは平成29年5月以上に送付された「切替手続依頼」の受け取り時にも発生していた問題です。
転居など何らかの事情でこういった通達書類が未配達となってしまった場合であっても、電力会社側は「届くまで再配達」してくれるわけではありません。
仮に届いていなくても対象の発電所であれば、例外なく期限を守らなければなりません。
なので「届いていないから対象ではない」というのは間違いであると認識して頂いた方がいいでしょう。引っ越しなどしていない方も、なんらかの郵送事故で届いていない可能性も捨てられません。何も届けていなくても、自分が対象ではないかどうか、今一度管轄の電力会社へお問合せする事をおすすめします。

3)期日は各々が書面を見て確認する必要がある
期日はひとにより異なるそうです。その為、必ずご自身で期限を確認する必要があります。
しかし先述の通り「書面は届いていないが、送付対象である発電所」があり可能性があります。そういった発電所の場合、自分の期限を確認する事が出来ません。
ご自身がそういったケースかもしれないと想定して、書面が届いていないという方は念のため「管轄の配電所」にご自身の期限を確認するようにしてください。

 ※管轄の配電所の調べ方※
 ・九州電力から届いているなんらかの書類がお手元にある場合
 配電所の連絡先などが記されている可能性がありますので、そちらへ問合せして下さい。
 ・手元に書類がない、あるいは書類はあっても連絡先の記載がない場合
 九州電力へご自身の発電所の住所などを伝えると、管轄の配電所・連絡先を教えてもらえ
 るとの事。

◎これから九州・四国エリアで太陽光をお考えの方も要注意◎
今回の催告書は、すでに連携済みで切替対象で、対応が遅れているという方に向けたものですが、この先設置・連系予定の発電所に関しても、このような急な対応を求められるケースは想定されます。
特に先日の抑制対応の要請が行われた四国電力などでは、同じような事象が発生する可能性があると思われます。
これから九州電力管内や四国電力管内など出力抑制の要請が行われる可能性がある地域での発電所作りを検討中の方は、出力抑制に備えて設備を選択する必要があるほか、その時に向けて安心して発電出来る保証制度に加入される事をおすすめします。

このままでは強制契約解除になってしまうという方や、抑制エリア(九州・四国)で太陽光発電を始めるか悩んでいる方は、まずお気軽にご相談ください。

AODENスタッフのお役立ちコラム

0120-330-558受付時間9:00~18:00(土日祝/年末年始除く) 1分で完了!相談は無料!無料相談はこちら