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太陽光発電に関わる法律を学ぶ。製造物責任者とは?

太陽光発電を導入するにあたり、関係する様々な法律があります。
その中でも消費者である事業主様にとって大切な法律と言える「製造物責任法」についてお話しします。
商品を製造しているメーカーには、メーカー責任があります。
同法によって、万一の時の損害が補償されますので、しっかりと覚えておきましょう。

◎製造物責任法とは?「メーカー」が負う損害賠償責任◎
製造物責任法とは、製品の欠陥などが原因で購入者や注文者などの、生命・身体・財産が侵害されるような場合、メーカーが損害賠償を負う責任を定めた民法で、PL法とも呼ばれます。
太陽光発電設備の場合、たとえば異常発熱や発電設備の欠陥などが原因でこれらの事象が発生した場合に適用されます。
パネルの異常発熱が原因で火災が起こってしまった場合なども当てはまります。

◎太陽光発電の設備導入までの流れと、製造物責任法に関係するタイミング◎
太陽光発電システムを導入するまでの一般的な流れと、その流れのどのタイミングに同法が関わってくるのかご説明します。
 -太陽光発電システム導入までの一般的な流れ-
 1)引き合い
 2)事前調査
 3)企画・設計
 4)契約
 5)電力申請手続き
 6)施工
 7)系統連系運転
 8)維持管理

上記の流れのうち、4)契約のタイミングで製造物責任が発生します。

◎太陽光発電は安心・安全な設備!それでもメーカー選びは大切◎
太陽光発電システムは、故障も少なくトラブルも起こりにくい安心で安全な設備だと言われています。
しかし、2012年の固定価格買取制度(FIT制度)による全量買取開始以後は急速に設備が普及しており、メーカー間の価格競争も激しくなっています。
ですがコストカットだけを重視して部材を調達する事は、得策とは言えません。
本来、法律によってメーカー側は製造物責任を負う立場にあるのですが、ひどいメーカーであれば賠償がなかなかスムーズに進まないかもしれないからです。
またそういうメーカーに限って、コストカットを推し進めすぎて、結果的に欠陥商品を製造してしまっている可能性が高いとも言えます。
裏を返せば、信頼できるメーカーの製品を選ぶという事は、法に基づいて賠償責任を負ってもらえないというリスクを回避できるだけではなく、製品の品質も良く、結果的に発電効率の高い良い発電所作りに繋がるともいえるでしょう。

◎きちんと責任を負ってくれるメーカーを選ぶ方法◎
では、どのようにしてメーカーの良し悪しを見抜けばいいのか。
それにはやはり、初めに依頼する設置業者の選択が重要です。
設置業者の中には、偏ったメーカーの製品を進めてくれるケースがあります。その理由の多くは、そのメーカーが業者にとって安く仕入れられるメーカーだからです。
つまり業者は、自分の利益を追求するあまり、施主様の事は二の次になっているのです。
こういった業者に依頼してしまうと、メーカーの選定どころではなくなってしまいます。
ですから、まずは信頼できる業者探しから行うようにしましょう。

◎信頼できる業者を選ぶ方法◎
信頼できる業者と出会う為に、見積もりをいくつかとってみるようにしましょう。
とはいえ、最近はどの業者も同じような見積もりをあげてくる事が多く、見積もりだけでは業者の見極めが難しくなっています。
そこで見積もりをもらったら、次に見積もりの各項目についてひとつひとつ説明を求めるようにしましょう。
思いつくことはすべて確認するようにしてください。
これを何社か繰り返していくうちに、パネルメーカーの特徴や見積もりに反映されていない細かい技術面の確認などが出来るようになっていくはずです。
また責任感のない業者、自社の利益を追求しているだけの業者の場合、そもそも担当者が質問に対して的確にこたえられないケースもあります。

そんな時間がないという方、太陽光発電事業を始めたいと思っている方は、埼玉県久喜市にある弊社に一度ご相談下さい。
情報量に自信ありますので、不明点を解消して安心の太陽光発電事業をしましょう。

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